2023年6月18日日曜日です。


今日は父の日。僕は親に対しては長らく、誕生日には何もせんけど母の日父の日は何か送る...という方針でやってきました。理由は長くなるので割愛。


今日は父が天に召されてから2度目の父の日なのですが、昨年は葬儀直後の混乱の最中だったので「送る相手おらんなったなー」と感慨に浸るのは今回が初です。


父は60歳定年の退職直後に脳梗塞で左半身の自由を失いました。そこから23年間、もどかしい身体との戦いの日々でした。


不屈の精神でバランスの取り方を体得して、公共交通機関であちこち出歩くのが一番の楽しみでした。しかし80歳を超えてから目に見えて筋力が衰え、力が入らず重たくぶら下がる左半身を支えられなくなってきました。


それでも父はあきらめませんでした。様々な装具や補助具のカタログを取り寄せ、試用や試着に連れて行けと僕に頼み、「歩く自由」への執念を捨てませんでした。


「父が倒れて運ばれた」と連絡が入った時、僕は少しホッとした気持ちもありました。あぁ、これで父の苦しい戦いも終わる。重たい身体の呪縛から解放される...と思ったのです。


父はいま魂(僕的にはフォース)になって、肉体から解放されて、身軽にあちこち遊びに行っていると思います。楽しんでいるだろうから、現世の物質的なつまらんプレゼントなんかいらんでしょ。


あぁ、またSTAR WARSファンにしかわからんこと言うた。おっさんやな。

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